目次
ディレクトリとデータの削除
基本コマンド
ディレクトリとデータをまとめて削除するには以下のコマンドを使います。
# 古いフォルダ・データのチェックと削除(2日以前のものは削除)
find フォルダ名 -type d -ctime +2 | xargs rm -fr
実用例
例えば、ユーザディレクトリ直下の「works」内「testdir」内にあるフォルダとファイルを全て対象として、
ステータスの最終変更から「2日」以上経っているものを削除したい場合には以下の通りに書きます。
# 古いフォルダ・データのチェックと削除(2日以前のものは削除)
find /home/username/works/testdir -type d -ctime +2 | xargs rm -fr
オプションなど
-mtime
の部分を変更することで期間の起算日を変更可能。使用できるオプションは以下のとおりです。
オプション | 説明 |
---|---|
-mmin | 最終変更日時から(分) |
-mtime | 最終変更日時から(日) |
-amin | 最終アクセス日時から(分) |
-atime | 最終アクセス日時から(日) |
-cmin | データとステータスの最終変更日時から(分) |
-ctime | データとステータスの最終変更日時から(日) |
また数字の前の+
の部分には-
を指定あり・指定なしどちらでも対応が可能です。
オプション | 説明 |
---|---|
+ | 過去から指定した数字までに |
– | 現在から指定した数字までに |
指定なし | 指定した数字前に |