Cドライブの容量は元々「120GB」と小さかったのですが、残りはたったの「100MB」に。これはまずいと思い、原因を調査。
すると、「C:¥inetpub」というフォルダのデータ量が異常に多いことに気づきました。
「inetpub」の中身だけで、「約97GB」という肥大化状態です….。
そもそも、「C:¥inetpub」って「何のシステムのフォルダなのか?」を調べると、Windowsの「IIS(Internet Information Services)」に関連するフォルダであることがわかりました。
フォルダ自体は削除できないとしても、「削除できるデータがあるものなのか?」などとても気になり、調べて対処した際のことをまとめてみました。
目次
「C:¥inetpub」フォルダを調査
Cドライブ直下にある「inetpub」というフォルダは、「IIS」のシステムに関連するものです。
中でも、「FTPSVC2」というFTPのログの容量がかなり占領していることが判明。
「ログデータ」を削除するコマンド
コマンドは以下の通りです。
肥大化していた「FTPSVC2」と、一応「W3SVC1」フォルダの方も削除。
ここでは、「100日以前」のデータだけを削除するようにしています。日数を指定する場合には、この中の「-100」の数字を指定の日数に変更してください。
rem FTPSVC2 内のログデータ削除(100日以前のデータだけを削除)
forfiles /P "C:\inetpub\logs\LogFiles\FTPSVC2" /M *.log /C "cmd /c if @isdir==FALSE del /s @path" /D -100
rem W3SVC1 内のログデータ削除(100日以前のデータだけを削除)
forfiles /P "C:\inetpub\logs\LogFiles\W3SVC1" /M *.log /C "cmd /c if @isdir==FALSE del /s @path" /D -100
実行すると…
かなりスッキリしました。5年分のログが溜まっていたので、「約80GB」分くらいは削除できたみたいですね…。
無事に解決しました!
今後は定期的に削除をしていくしかないかと考えています。
タスクマネージャーで、毎晩深夜に削除するようバッチを登録しておくのが一番安心かもしれませんね。