【Virtual Box】「CentOS」で共有フォルダがマウントされない場合の対処方法!

目次

「Guest Additions」のインストール

Virtual Boxでは、ゲストOSにGuest Additionsをインストールすることで、ゲストOSの操作性が格段にアップします。
そのため、Guest Additionsをインストールすることをお勧めします。

事前準備

VurtualBoxにインストールされたCentOSにGuest Additionsをインストールするためにはツールが必要です。
もし、まだインストールされていない場合はここで下記のコマンドを実行し、インストールしておきます。

# yum -y update
# yum -y install kernel-devel kernel-headers gcc gcc-c++
# yum -y install bzip2

reboot

インストール

準備が整ったらGuest Additionsのインストールを行います。VirtualBoxでCentOSを立ち上げて、メニューバー>>デバイス(D)>>Guest Additionsのインストール(I)を選択します。これでGuest AdditionsがVirtualBoxのCDドライブに挿入されたことになります。

「Guest Additions」の挿入されたCDドライブのマウント

まずはマウント先のディレクトリを作成し、そこにCDドライブをマウントします。

# mkdir /mnt/cdrom
# mount -r /dev/cdrom /mnt/cdrom

マウントが完了したらその中身を確認します。
各OSのGuest Additionsインストールファイルがそこにはあるはずです。

# cd /mnt/cdrom
# ls -l

Guest Additionsのインストール

今回インストールするのはCentOS7です。
VBoxLinuxAdditions.run」を実行します。

# sh ./VBoxLinuxAdditions.run

インストールの実行ファイルを実行すると以下のメッセージが表示されて、インストールが完了します
インストール後はCentOSの再起動をしましょう。

共有フォルダーをマウント

フォルダの割り当て

設定から共有フォルダを開き、永続化で割り当てます。

「設定」>「共有フォルダー」を開きます。
割り当てる「フォルダー名」を入力し、自動マウントにチェックを付けておきます。
設定したら「OK」ボタンをクリックします。

フォルダのマウント

コマンドサンプル

mount -t vboxsf [-o OPTIONS] sharename mountpoint

コマンド実行例

あとは、共有したいフォルダをCentOS内にも作成してマウントします。
例えば、「share」というフォルダをマウントしたい場合は以下のようになります。

mkdir /share
mount -t vboxsf share /root/share

あとは再起動をしてフォルダが割り当てされているかを確認すればOKです。

reboot
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